ACCESS DEEP ACCESS 「アクセスレーシングシミュレータの魅力を深掘り」~モーションその2

アクセスがシリンダーの制御開発でこだわっているのが、ロガーデータからの洗い出しです。ロガーデータは、走行状態を時系列に並べ、車のGやコーナリングのライン取り、ブレーキングの強弱などを示したデータで、このデータにシリンダーの動きも加えて走行。体感とデータを比較し、改善点を見つけ出しプログラム化。こうした繰り返しを経て、ログを分析して、あらゆるセッティングを微調整しています。

シミュレータから得られる何十万通りもある膨大なデータの中から、最適な組み合わせはどれなのか。あらゆる角度から検証しどうすればリアルな走りに、より近づくことができるのか、その緻密な作業の積み重ねは、ある意味答えのない世界を追及しているのと同じで、筐体の強度やデザイン、シリンダーの設置角度やポジションなど、それぞれをどう組み合わせるかで、再現される精度も変化してきます。実際にいろいろな車に乗って、走って。さらに、プロレーシングドライバーからもヒアリング。地道な繰り返しの作業によってデータを蓄積、解析し、常にベストなプロダクトを目指し開発を続けています。

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