超高速サーボ仕様ではシリンダ、アンプ、PCへのボード増設など作業的にも価格的にも一般のお客様には手が出しづらい設定となっていました。 そこで現在お使いのシリンダはそのままでコントローラーとアンプの交換で安定した高速動作を実現する新型コントローラーを開発致しました。
1高速動作
反応時間(シミュレータから計算したシリンダの移動位置をコントローラーへ送信後、シリンダが移動を開始するまでの時間)が格段に向上しました。 旧コントローラーの反応速度の約10倍です。 また、多軸でモーションを表現する場合はすべてのシリンダが同調して動作する方がよりリアルに感じ取れます。 今回のコントローラーでは各シリンダ間の反応速度のばらつきも2msec以内を実現しています。
2アップグレード対応
サーボモーター等に交換する必要がなく、お使いのシリンダで動作可能です。 アップグレードはコントローラーと内部のアンプを交換する形になります。
3新設計ソフトウェア
モーションコントロールソフトウェアも新型コントローラー用に再構築しています。
■不快な動きを抑制する
・各シリンダの加速度、減速度を設定可能
移動中のシリンダを反対方向へ動かしたい場合、高速なほどドライバーにとってはノイズとなります。 加速度、減速度を調整することにより軽減可能です。
・フィルタ設定
従来の移動平均ではどうしても遅れが発生してしまうため、新ソフトウェアでは高速フィルタを搭載いたしました。 周波数の設定でそれ以上の振動を抑制しスムースなモーションを実現できます。
・前後の倍率を設定可能
シフトチェンジ時の振動を抑えるため前後別々に倍率設定出来るようにしました。 後方への倍率を抑えることでブレーキング時のGを大きくしても疲れない運転が可能となります。
■設定保存機能を追加
ご要望の多かった設定の保存、読込に対応致しました。
■7軸、8軸の(シート縦型時)車体の横G反転を搭載
シートはGで通常に傾き、車体は反対に傾く設定を追加しました。 これにより、アウト側のタイヤに荷重がかかっている感じを表現できるようになるとともに、モーションを大きく動 かしても体の傾きを抑えることができ 不快感の抑制にもつながっています。
■アンダーエフェクト機能追加( rFactor,アセットコルサ)
フロントタイヤの限界を超えたステアを前輪が振動することでドライバーへ伝えることが出来ます。
■動作モード
車体
Gによる動作、ロールピッチによる動作
シート
縦型用、水平用
8軸フレーム
スライドモーション
4価格
アップデートの場合
コントローラ | 264,000(税込) |
シリンダ1本あたり | 46,200(税込) |
コントローラを弊社へ送っていただきアップデートしてお返しいたします。
又は別途出張費が必要になりますが伺っての現地交換も可能です。
シミュレータ本体新規ご購入の場合
コントローラ追加費用 | 183,700(税込) |
シリンダ1本あたり | 27,500(税込) |